ORIGINAL LOVE
 
LIVE2004
VINTAGE SONG
 
 
2004年2月10日、渋谷AXは、超満員。この会場は2階のみシートで、1階はすべて立ち見。パーテーションはないので全席自由である。が、入場はチケット順。ボクが入った頃には、ステージ正面はギッシリ!オリラヴの場合は、男性客もそこそこ多い。というわけで、いっつもそうなのだが、ステージ左の壁際に陣取った。
 
「OUT OF KEY」というツアータイトルが、「VINTAGE SONG」になりましたと田島さんが言った。「vintage」とは、もともとワイン原料のブドウ収穫を指す言葉。これが派生して「最良期の」「古くて価値のある」などの意味にも使われる。ちなみに「vintage car」となると、1917〜30年に製造されたクラシックカーを指すようだ。なぜ変わったかは説明はないけれど、いきなり美空ひばりソングからスタート。その後も古い名曲カバーが随所で演られた。もちろん、メインは、「踊る太陽」から。それから、名曲の数々。
 
しかし、スゴイエネルギーだった。2時間ぶっ通し。さらにアンコールで30分。田島さんとはほぼ同世代だが、さすがボクシングで鍛えているだけある。すっかりスポーツマンが過去の産物になってしまった自分の方は、ちょっとヤバくなっていた!
 
ピカソの言葉だそうだ。「1枚の傑作を描くよりも、その画家が何者であるかということが重要である」。ボクがオリラヴのライブに行くのも、アルバムを聴くのも、よくよく考えてみると、ピカソの言うとおりなのかもしれない。「こういう歌を歌う人だから」とその人に興味をもつ。同時代を生きる者として、田島さんから目が離せない。