くるり
 
ワンマンライブツアー2006〜はぐれメタル魔神斬り〜
日本武道館
20060108

 
くるりは、なんとも不思議なバンドである。
一見、線が細いように思えるが、意外にそうでもない。
単に、岸田くんの身体が細いせいかー?とも思ったりする。
とても繊細な印象もあるにはあるが、
結構、骨太と感じさせるものもある。
詞が繊細で音は太い、と言えなくもない。
なかなか気になるバンドである。
 
武道館でくるりを見るのは、2度目。
今回は運良くアリーナ。
なのに僕とステージの一直線上に背の高い人が二人もいて、
左右どっちにずれても見づらい席だった。
選曲は、昨年11月に発売された「NIKKI」の曲+αだった。
1曲目は、「お祭りわっしょい」からだったように思う。
格好良かったのは、「Long tall sally」のエンディングとつながった「Superstar」!
アルバムではつながってなかったけど、本来はギターリフでつながってできた曲のようだ。
ゾクゾクってして、会場がワァーとなった。
観客の大部分は20代の風貌をしていた。
僕が行く他のライブ、民生やオリラブと違って、わりと男のファンも多い気がした。
残念だったのは「ロックンロール」がなかったこと。
「たったひとかけらの勇気があれば
ほんとうのやさしさがあれば
あなたを思う本当の心があれば
僕はすべてを失えるんだ」
くるりの「ロックンロール」はメロディーも詞もなかなか泣かせるのに…。
 
くるりのドラマーはたびたび変わる。
もう3人目だ。
僕は、5thアルバム「アンテナ」のときのクリストファー・マグワイアさんが好きだった、
と今回のライブを聴いていて思った。
今のクリフ・アーモンドさん(?)も凄腕に違いないけど、わりとオーソドックスだ。
クセがないような気がする。
あまりにクセが強いのも苦手だが、少し捻るというのが好きなのだけれど…。
 
「水中モーター」「ワンダーフォーゲル」「尼崎の魚」がよかった!
アンコールの1曲目は、京浜急行のCMソング「赤い電車」。
CDでは快特1000系(?)のスタート時に出るモーター音が効果音で入ってたけど、
ライブでなかったのは残念!
京都から上京して5年、大久保の焼き肉屋によくいるってMCのあとの「東京」が、
この日の中の一番の感動だった。
ラストは、「青い空」だった。
めい一杯絶叫して、幕を閉じた。
また、行きたくなった。
前半、くるりも少し落ち着いたな〜と思って少し残念だったが、
後半からはやっぱり凄かった!
スパークする音楽、それでこそくるりである。
 
会場にアナウンスが流れたとき、何となく可笑しかった。
「これで、くるりワンマンライブツアー2006〜はぐれメタル魔神斬りは、すべて終了致しました」
全くいつものことながら、変なタイトルである。