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Hirata Satoru
後藤勇とのユニット「なんでも屋」のボーカルとして音楽活動を始め、その後自らのリーダーバンド「めやに」を率いる。屈折した物語をブルース色の強い声に乗せて唄い語る超個性派。めやに、なんでも屋の曲は 「耳の穴別館」で試聴できる。
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01 君の瞳に恋してる
有名な唄。個人的にはジュリア・ロバーツとメル・ギブソンが共演した「陰謀のセオリー」の挿入歌として使われていたのが印象に残っている。平田君の唄は久しぶりに聴くが、のびやかなボーカルはのっけから健在だった。
MC.
この唄の詞は、前田夫妻の結婚式で唄うために作りました。
次は、会社の人が以前痴漢に間違われ、なんと5年間も裁判で争ったということがきっかけで作ったもの。曲も編曲も別々の人が作っているので、バラバラですが…。
02 あなたがみんなに勇気をくれた
イントロのハーモニカがなかなかよい。
「本当のことを貫く勇気を教えてくれた」というフレーズが印象に残った。
MC.
大学卒業後6年間茨城に住んでました。そのときの「めやに」というバンドで作った唄です。
03 麻薬
割とアップテンポの曲で、ギターのカチカチというカッティングが心地よい。
3曲目になり、ボーカルがますます力強くなってきた。
「麻薬を効かせろっ!」「踊り続けろっ!」という台詞がいかにも平田君らしいなぁと思った。突然、ブレイクするように終わるところが恰好よかった!
MC.
後藤と「めやに」をやっていた頃の唄。
あるとき、新宿で飲んでいたら終電もなくなり、映画館で時間をつぶすことにしました。ちょうど「アルマゲドン」をやっていて、そんなの見たくねぇなんて言っていたのに、ラストは泣いていたという想い出があります。そのときの新宿の雰囲気で作った唄です。
04 Metal Gear
MCのエピソードから情景を想像しながら聴いた。4曲目にして、最もパンチの効いた唄だった。「めやに」で聴いていたのと違って、さらに渋く、ブルージィな感じが増したように思った。間奏のセリフがいかがわしい夜の新宿の雰囲気をかもし出していた。
05 ヴィーナス
バナナラマの「ヴィーナス」と比べるとかな〜りのゆっくりテンポで始まった。
これぞ平田節!この声は、やはりアノ体格と風体からのみ発生しうるものなのでしょう?
MC.
荻野目洋子「ショッキング・ブルー」のカバーでした。
次の唄ですが、私は今、父のいる会社で働いているのですが、あるとき後藤が「義男のブルース」を作ろうと言って、コードだけ決めて即興でやったら結構いい唄になりました。曲は後藤ですが、歌詞は私です。では、最後に聴いて下さい。
06 義男のブルース
「地下の印刷機がいとおしく見える」こういう言葉のセンスが独特。
唸るギター、声高に鳴るハーモニカ、そして絶叫ボーカル!
奔放なようでいて、実は少しも「平田聡」を踏み出さない、乱れない、そんなライブだったように思いました。
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