

ジャズやボサノバやバリ音楽など(株)プランクトンが主催するライブに何度か行っていたからか、今回、ハワイアンのコンサート招待券をもらうことができたので、友人を誘って行ってきた。2部構成になっていて、第1部は、フラダンス教室の発表会のような感じだった。子供から年配者まで様々なグループがあって、座席が前から5列目の中央だったので、演者の表情までよく見ることができた。フラの踊りには、それぞれ意味があるらしいけど、女性たちの優雅な動きを見ているだけで、日常の喧噪が吹き飛ぶような感じがした。今回、発表があったのは、山田久美子先生、原裕美子先生、久保田悦子先生の各教室から2グループずつの演目で、それぞれ10~15人くらいがふわふわした衣装を身にまとい、ハワイアンの調べに合わせて踊る様子は、なかなか美しいものであった。とりわけ年配者がこうしたサークル活動で余生を過ごしていることに、ちょっとした刺激をもらった。そのうち自分もやらなきゃな、っと!
第2部は、ラダーシャ・ホオフリというプロのダンサーの独演だった。たえず微笑み、優雅に踊る本場のフラは、さすがの風格があった。2006年のミスハワイUSAという美貌のダンサーであったが、自分の好みではなかったかな…。バント演奏は3名構成で、ロン・クアラアウ(ギター、ヴォーカル、ウクレレ)、タービン・マキア(ベース、ヴォーカル)、カポノ・ナイリイリ(ギター、ヴォーカル、ウクレレ)で、片言の日本語に親しみが感じられた。
最近、考えていること。今年になってから、やたらと「働き方改革」とか「ワーク・ライフ・バランス」とか「プレミアム・フライデー」とかが盛んに謳われるようになった。個人的には、社会人になった頃からそれに近い感覚で働いてきたので、そのこと自体には全く異論はないが、上から半ば強制的に強いるような管理色が強いことに、違和感を覚えてしまう。いいことなんだからやれ、そういう時代なんだみたいなことだと、実戦部隊の置かれた状況を一方的にしか見てないことがわかってガッカリしてしまう。「職員のため」という大義名分しか頭にない管理職の自己満足のようで残念だし、寂しいし、人物として物足りなく感じてしまう。職員のための「働き方改革」に職員自身が窮屈に感じているとしたら、むしろ職員のためになっていない証左ではないだろうか。
音楽を聴いたり、本を読んだりして、外に目を向けることを絶えずやっていないと、僕は自分を保っていけないような気がしている。小さな職場だけの価値観に適応するだけだと、自分の世界観がじわじわと矮小化してしまうようで怖くなる。「楽しさ」「自由さ」というモノサシでの点検をこれからも続けていこうと思う。フラはきっと悲しいことも表現しているはずなのに、微笑みは忘れていない。悲しいからこそ、人は微笑むのかもしれない。
♪ハワイアンミュージック&フラ・コンサート~
藤沢市民会館大ホール
2017年6月9日(金)17:30-20:15/1階5列24番