
実のところ、ドゥービー・ブラザースは、熱狂的ファンではなく、代表曲くらいしか知らない。洋楽にどっぷりつかっていた80年代によく聴いていたのは、ドゥービー・ブラザースから脱退してソロ活動をしていたマイケル・マクドナルドの方であった。どうして俳優でもないのにこんなにカッコイイんだろうと思っていたミュージシャンの一人がマイケルである。ジョージ・マイケルよりもマイケル・マクドナルドの方が、僕の中では断然イケメンと思うのだが、それはさておき、ソロに転向すると、大抵は音楽性も少し変化するもので、ポリスのスティングはジャズっぽくなったし、イーグルスのドン・ヘンリーはかなりポップになった。ユニコーンの奥田民生はよりシンプルになったし、オリジナル・ラヴの田島貴男はマニアックになった。で、ドゥービー・ブラザースの場合はというと、マイケルの加入によってバンド自体の音楽性が変わったのだった。それまでの骨太なウェストコースト・ロックから大人びたAORテーストが加味されて、全米ナンバー1にもなった「What
a Fool Believes」をはじめ、セールス的にも成功したようだ。ちなみにマイケルは、ドゥービー・ブラザース加入前にスティーリー・ダンのツアーバンドにいたらしく、僕個人は、ドゥービー・ブラザースよりスティーリー・ダンの方がファンなので、マイケルのいた頃のドゥービー・ブラザースが好みなんだろうと思う。
ドゥービー・ブラザースはメンバーチェンジが激しく、現在のバンド4名のうち結成時のメンバーは、トム・ジョンストン(G、Vo)とパトリック・シモンズ(G、Vo)だけである。ボーカルが何人もいるが、大部分はトムが歌っていた。すでに68歳になるが、とてもエネルギッシュなパフォーマンスであった。特段の仕掛けもないシンプルなステージだったが、観客を大いに煽って盛り上がった(公演時間は少し短めだったが…)。
ライブ会場は、スマートフォンに限り、撮影可だった。マドンナのときなどは、動画も含めて撮影オッケーだったが、今回の場合、カメラと動画はダメとのことで、何とも微妙な感じだった。ボクはいまだにガラケーなので撮影しなかったが、ネットにはたくさんの写真がアップされており、この期に及んでスマホかカメラかなんて関係ない気がするのだが…。
歩きスマホや外食中に家族別々にスマホをやる時代である。いい加減スマホにしようかなと思いつつ、日常の中でスマホを使う時間がそれほどなさそうなのでなかなか踏み切れない。時代に取り残されてる感がじわじわしているが、基本的に興味がないことに対してつき合いが悪いのだ。時々、ネットの新着情報を眺めていると、知らない方が幸せかもと思うことがある。本当は自分にとってどうでもいいことなのに、あの芸能人がこんなこと言ったとか、あのイケメンと美人女優が熱愛だとか、2年で破局だとか、知らなきゃ何でもないのだけど、知ってしまうともう気になって仕方ない。日常もこれと似ているような気が、しみじみしている。
♪Set List
01. Jesus Is Just Alright
02. Rockin' Down The Highway
03. Take Me in Your Arms
04. Another Park, Another Sunday
05. Clear As The Driven Snow
06. Spirit
07. World Gone Crazy
08. Eyes Of Silver
09. Dark Eyed Cajun Woman
10. Sweet Maxine
11. Takin' It The Street
12. The Doctor
13. Black Water
14. Long Train Runnin'
15. China Grove
encore
16.Without You
17.Listen to The Music
♪The Doobie Brothers ~UDO ARTISTS 50th Anniversary~
武道館
2017年4月26日(水)19:00-20:40/2F南西B列14番