ダイアモンド
 
 
 
たぶん、世界中の人の数だけ、苦しみがあるのだろう。
 
分かりやすい苦しみもあれば、わけの分からないような苦しみもあるだろう。
 
他人に分かってもらえないという苦しみだってあるだろうし、
 
分かってもらえるのに救いようがないという苦しみもあるだろう。
 
本当にたくさん、星の数ほどの苦しみがあるのだろう。
 
だからこそ、たくさんの美しい涙が流れているのだろう。
 
多くのかけがえのない命が苦しむからこそ、
 
ダイアモンドよりも強い輝きが生まれてくるのだろう。
 
苦しみたくないと思えば思うほど、僕らは苦しくなる。
 
苦しめば苦しむほど、僕らはすり減っていく。
 
そして、すり減った心の中心が剥き出しになってはじめて、
 
本当に生きている歓びを知ることができる、
 
と、そう思って、生きていこう。