つぼみ
 
 

 
遠く見える彼の山 その向こうに広がる空
行けば行くほど遠ざかる
いつになれば着くのやら
 
ときに風は冷たく吹いて
幼き吾子がふるえても
我れの腕がやさしく包む
未来のつぼみ守ってる
 
近くにあるものほど 見えないことの不思議
急ぎすぎるときには
行き先さえ忘れてる
 
人は人と人らしく生きて
生きてるうちに人になる
我れの腕に抱かれる者よ
希望のつぼみひらくまで
 

written by atuc takada