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洋食レストラン
東京都中央区銀座
ハンブルグステーキ
ハンバーグとビーフシチューを一緒にアルミホイルに包んで焼く「つばめ風ハンブルグステーキ」は、さまざまな試行錯誤を経て、昭和40年代に考案されました。以来、人気メニューの1つですが、ホイルを開けた瞬間の香りにこだわって、牛や豚を1頭丸ごと買って、いろいろな部位の肉を混ぜたり、化学調味料や着色料を一切使わず、スパイスは塩、コショウ、ナツメグだけにして素材の味を引き出すなど工夫が一杯です。ちなみに店名の由来は、創業した昭和5年に開通した「特急つばめ」にちなんでいるそうです。当初新橋にあった本店は、昭和46年に現在の銀座1丁目へ移転し、それから早60年です。
初めて食べたハンバーグは、おそらく母親が作った手作りハンバーグだろう。今でこそ、「手作り」が付加価値を生む時代になっているが、僕たちが子供だった昭和40年代は、それが当たり前だった。家庭で作る素朴なハンバーグにソースをかけて食べた味を、舌が記憶している。それから一体、何枚のハンバーグを食べてきたことだろう。デパートの最上階にあるレストランで食べたお子様ランチ、「デニーズ」などのファミレスで食べた冷凍もの、さらに「ハングリータイガー」のようなハンバーグ専門店(FR)での手ごねハンバーグもさんざん食べて、その後、そういった画一的で平均的な味にも飽きてくると、もうちょっと高級感のあるレストランで食べるようになってきた。つばめグリルの味は、老舗ゆえか、遠い昔に食べた家庭のハンバーグとどこかつながっているような気がして懐かしい。前菜に登場する冷やしトマトがまた旨い!トマトの甘みとドレッシングの酸味、底に敷かれたスライス玉ネギがスパイスとなって、最後まで飽きさせない。じゅるる…。
Think slowfood!
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