WALL FLOWER
words/田島貴男・木原龍太郎


何時のときにも
僕の心に
咲いている花よ

だれも気付かない
愛しい壁際の花よ

この歌詞のような花を見つけたら、心ときめき、胸が騒ぎます。
誰にも気づかれないほどの、さりげない美しさを見つけてドキドキ!
秘かに根を広げ、いろいろな色や香りで手招く花花。
このまま誰にも見つからないでね、と思っていよう。

一隅照光
なんの因果か、こんなところに生まれてしまった。こんな姿に産んでくれと注文する前にできちゃったのだ。「それでもボクはやってない」くらいの理不尽な気分。しかも、自分に対する最高経営責任者(CEO)的な役割も背負わされている。仕方がないんですかね。渡辺和子さんのいうように、置かれた場所で咲くしかないんじゃないんですかね。

日曜日
犬のいる生活を始めてから、朝寝坊というのをしなくなった。他の犬は知らないが、うちの犬は、とても早く寝る。人間がまだ起きていても、エサさえ食べてしまえば、夜の9時か10時にはさっさと寝てしまう。その分、早起きなのだ。普段は5時半頃に散歩に行っているので、日曜日もそのつもりで待っているのだろうと思って、早く起きてやっている。そういえば、朝もエサを食べてしまうと、さっさと寝てしまっているけどね。

嫌われる勇気
というインパクトのあるタイトルの本がちょっとしたベストセラーになっている。他でも同じ言葉を見たから、今、世の中が求めているキーワードなのだろう。おそらくは、「承認欲求」が過剰すぎて息苦しく、鬱陶しくなっている反動なんじゃないだろうか。LINEの返事が遅いだけで嫌われてると心配になったり、逆に嫌われたり仲間はずれにされないように四六時中チェックしていたりと、もはや行き過ぎ感のある若者達の現状も「承認欲求」が形を変えたものだろう。「くだらん!」と思うが、嫌われる勇気まではない。でも、そう思ってないとやってられん、と時々思っている。