絵の頃
 
 
 
 
 秋風にそよぐススキの原にエノコログサが群生していた。ローアングルからカメラを向けるとちょうど雨上がりの雲間に草が揺れて、少しぼやけた。そのふわふわした感じがこの草の名の由来になっている「犬の子の尻尾」のような感じになって、ナイス・ボケ・ショットになった、と自分では満足している。
 そういえば、この草の名は、別名「ネコジャラシ」とも云う。犬とかネコとか色々云われる草なのであった。